「ねぇ、と〜しろ〜はあたしの事好き?」
「もちろん!」
「じゃぁ大きくなったらあたしのお嫁さんになってね」
「あたりまえじゃん!」

 

 

 


時間×約束

 

 

 


あんな様に話してる子供の時から
だいぶ時間が過ぎた
俺は隊長だし
雛森は副隊長だな
なんだ、何でこんなに昔の事を思いだすんだ?
ったく今は仕事しなきゃなんねぇのに
集中しなきゃな
カリカリカリカリ.....
あ〜集中できねぇ

「6番隊副隊長雛森桃はいりま〜〜っす!」
「ど〜ぞ」
テクテクテクテク
雛森は十番隊の執務室に入ってきて
冬獅郎の机の前に立った
「暇っぽそうだから遊びに来たよ〜」
「生憎俺は暇じゃねぇ仕事が忙しすぎる、んな事言うなら松本呼んで来い」
「やだ〜」
あたしは雛森桃
六番隊の副隊長をしてるよ
今日はあの約束を誓った日なのに
冬獅郎覚えてないのかなぁ・・・
はぁ・・・
テクテクテクテク

「松本!」
「あら桃ちゃんと隊長じゃないですか、あたし出ましょうか?」
「んなことしなくともいい」
「とりあえず、雛森も松本も仕事手伝え」

それから6時間ほど三人で仕事した
まだちょっと書類は残ってる
いきなり冬獅郎は喋り始めた
「松本、明日は非番にするからな、皆に言っておけ」
「珍しいですね隊長、自ら非番なん「いいから!」
乱菊が喋り終わる前に冬獅郎は返事をして
また書類の仕事にとりかかった

そして4時間後
『おわったぁぁぁぁぁぁ!』
全員が叫んだ
外を見るとだいぶ暗くなっている
でも朝から仕事をしていたおかげで
完璧には暗くなってはいない
でもちらちら雪が降っている
もう12月も終わりだからな

「ではあたしは他の所にいってきま〜す」
松本は仕事を終わるとすぐ
執務室を出て行った
もちろん今執務室には
冬獅郎と雛森だけだ
 
沈黙が続く

沈黙を破ったのは二人同時だった
「え〜っ「その〜
「雛森から言え」
「あたし言いたかったし!w」
雛森が喋り始めた

「あたしの傍にずっといてくれる?」

雛森の顔はほんのりと赤らめいてる

「ったく、お前はいつも俺の言いたい事を先に言うよな」
「え?」
「ずっと傍にいてやるよ」
「じゃぁお嫁さ・・・」
言い終わる前に冬獅郎は雛森に近寄って
唇と唇をそっと重ねた
「ん・・・・」
「俺の事好きか?」
唇をそっと離して冬獅郎が行った
「もちろん!」
「あんときの約束覚えてるか?」
「うん。。。。ってか冬獅郎覚えてたの?」
「まぁな」
「じゃぁこれからは十番隊第三席になりま〜す」
「ちょま・・・・」

冬獅郎が隊長
雛森が副隊長になって
始めてのクリスマスの夜は
甘い夜でした

 

*あとがき*
ぐはぁ
始めて夢小説作りましたけどw
こんなバランスの悪い小説になっちゃった・・・
まぁ勘弁を
この経験を生かしてwまた日雛作っちゃいましょうかなぁw
それではまた合いましょう

2000,03,29  by,魔次火流

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